体験農園について
神野オーガニック農豊では作物の準備から出荷までの作業が体験できます!
興味がある方はお問合せください。
体験ご希望の方は農園に直接お問い合わせください。
主な体験内容
- トラクター
- 種蒔き
- 苗植え
- 草引き
- 収穫
- 農家飯クッキング
- 出荷作業
※時期により作業内容は異なります。
日本農業を学ぼう!
1「国産野菜は安心安全?」
国産の野菜は安心安全だと思いますか?
日本人の多くは国産野菜は安心で安全だと信じています。ですが、我が国日本の農薬の使用量は先進国ではトップクラスです。
そんな作物が本当に安心安全だと言えるでしょうか?
生産者も消費者も、日本人の多くが農薬や化学肥料は人体に害を与えるものだと知っているにも関わらず、未だにそのどちらも使い続ける農業を行なっているのがこの日本です。
多くの消費者は農薬に対し、イメージだけで「農薬は身体に悪い」と思っています。なぜ身体に悪いのか?ということまで調べる人は少ないです。
2「農薬はどうして悪いの?」
農薬を使用することのメリットとデメリットはなんでしょうか?
身体に害を与える理由とは一体なんでしょうか?
少しだけ農薬について説明します。
殺菌剤、防カビ剤、殺虫剤、除草剤、殺鼠剤、植物成長調整剤。これらは全て農薬にあたるものです。
読んで字の如く、病原菌や虫などを殺したり雑草を生やさないようにしたりと、栽培の手間を省くことができるといったメリットはあります。しかし、その反対に農薬を使用し続けた土壌は本来の土の力を失い
それは恐らく、その理由を探るには農薬がどこからきてどのように利用されてきたのか、その歴史を知ることで見えてきます。
農薬が日本に入ってきたのは1920年代、大正時代。第二次世界大戦以降、DDT(Dichloro Diphenyl Trichloroethane の略)やBHC(Benzene Hexachloride の略)といった殺虫剤が使用されるようになりました。
これらは有機塩素化合物というもので、当初は殺虫能力があるとされて利用されていましたが、次第に殺虫能力は低いということが浮き彫りになりました。
同時に、当時殺虫剤を散布していた農家さんが空気中の農薬を吸ったことによる神経麻痺を起こすといった事故が多発し、人体に害を及ぼすとして禁止とする国が増えていきました。
現在では、農薬や化学肥料を規制している国は増えてきています。
その理由としては過去に起きた農薬による事故であったり、農薬を散布し続けた土壌では作物が採れなくなってしまったということがあげられます。
3 「有機やオーガニックの表示に踊らされないで!」
日本では「有機=いい野菜」「オーガニック=無農薬」というイメージを持たれている人が多くみられます。昨今では「無農薬」という表示を用いて販売されているお米や野菜を多く目にするようになりました。
しかし、実際は無農薬という言葉や表示で販売してはいけないというルールが日本にはあります。
どういうことか?
それは農林水産省が定める「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に違反することになるからです。
自らが使用していないという意味で”農薬不使用、化学肥料不使用”という謳い方であれば問題はありませんが、国全体で空気が汚染されている日本では、無農薬で作物を育てることは難しいでしょう。
また、近年スーパーでよく目にするようになった「JAS」マーク。
これは[日本農林規格]といって、”食品・農林水産分野において農林水産大臣が定める国家規格” に認定されましたという農水省のお墨付きのマークです。
このマークがついているというだけで「農薬などが使用されていない安心安全な有機野菜」と思っている人も少なくないと思います。
ですが、このマークは厳密には「国が使用禁止としている農薬以外の農薬」は使用されているという現実があります。
4「有機栽培とはなにか?」
「農薬や化学肥料、遺伝子組換え技術を使わない、自然の循環に則った栽培方法」です。
化学的なエサを食べていない家畜から出た排泄物を発酵させ堆肥にし、また土に混ぜ耕し、種を蒔き苗を植え育て上げる。
その作物を人が食べ、食べれない部分を家畜の餌にしたり、発酵させ堆肥にしまた土に混ぜ耕し…という循環が有機栽培でありオーガニック農法です。